脊椎関節炎?よく分からないのでさわりだけでも、、【整形外科】

今回は脊椎関連!!

 

今回はあまり触れたくないけど脊椎関連ww

 

先日気になった記事がありました。

 

セクキヌマブが”体軸性脊椎関節炎”にFDA承認と、、、

 

 

”体軸性脊椎関節炎”って聞いたことあります?笑

 

いや、脊椎関節炎は様々な種類があって、分類基準などもあるんですが。。

正直そこまで診ないし、難しい、、、ってのが正直なところ。

 

診断基準の作成が症状が様々のため困難ではあるのですが、

自分の知識をクリアにするためにも今回はこのへんをまとめていきます。

 

脊椎関節炎の種類

 

 

まず、

脊椎関節炎(spondyloarthritis; SpA)は

 

体軸性!

末梢性!

 

の2つが有ること!!

 

ここからです。。。。そして種類が多くて、名前が長い!!

英語の略称がいっぱい出るのでこれになれる必要があります。

 

脊椎関節炎はSpA!SpA!

ここからです。

 

脊椎関節炎は、

体軸性脊椎関節炎(axial spondyloarthritis; axSpA)

末梢性脊椎関節炎(peripheral spondyloarthritis; pSpA)

の2種類に大別される。

 

axSpAとpSpA。。。。

 

もうヤバないすか。笑

この2つの違いは症状の場所なんですが、

この2つの症状が微妙に被るんです、、、

なので大前提を覚えましょう。

 

axSpAは、

体軸関節の仙腸関節・脊椎の靭帯付着部に炎症をきたすこと。

それによる慢性の腰痛・殿部痛。かつ40〜45歳未満。

 

pSpAは、

関節炎(膝、手などの末梢関節)、付着部炎(アキレス腱)、指趾炎

 

 

pSpAは、

脊椎関節炎という名前ですが、腰痛などの脊椎症状がなかったりもします。

出たりもしますww

関節炎がメインなので、末梢性関節炎とおぼえていたほうがイメージしやすいかも、、

 

 

まあ、このへんで既にパンクですよね。

でもこの大前提に加えてSpAっぽさ、SpA臨床兆候があることで、

脊椎関節炎の分類が行われます。

 

診断基準ではないので、十分な鑑別・除外診断が必要。。。。。。

いや、こんな分かりにくい疾患あります?🥺

 

図で説明すると、下記のようになります。

イメージとして参考になれば。

📝参考文献
Raychaudhuri SP,Deodhar A. The classification and diagnostic criteria of ankylosing spondylitis.
J Autoimmin 2014;48-49:128-33

自前で作成、見辛かったらさーせん

axSpAとpSpAの分類基準

 

 

また国際脊椎関節炎評価学会(Assessment of spondyloarthritis International socity; ASAS

による脊椎関節炎の分類基準は以下のとおりです。

✔ワンポイント
★ASASによる体軸性脊椎関節炎、axSpAの分類基準
3ヶ月以上持続する背部痛があり、かつ発症年齢45歳未満の患者で以下のどちらかを満たす
・画像所見による仙腸関節炎*+1つ以上のSpA臨床兆候**
・HLA-B27陽性+2つ以上のSpA臨床兆候**
*仙腸関節炎の画像所見
①MRI所見にて活動性(急性)のSpAに伴う仙腸関節炎が強く示唆される
②仙腸関節のX線所見において改訂New York基準の確実例に合致する
grade 0: 正常
grade 1: 疑わしい変化
grade 2: 軽度の変化:小さな限局性の侵食像や硬化像
grade 3: 侵食像や硬化像の拡大:関節隙の幅の変化
grade 4: 著しい変化:強直

片側grade3以上or両側grade2以上で仙腸関節炎と判断

**SpA臨床兆候
○炎症性背部痛・関節炎・付着部炎(踵)
○ぶどう膜炎・指趾の関節炎・乾癬
○クローン病/大腸炎・NSAIDsが著効・家族歴にSpAが存在する
○HLA-B27陽性・CRPの上昇
✔ワンポイント
★ASASによる末梢性脊椎関節炎、pSpAの分類基準
関節炎または付着部炎または指趾炎に加えて以下のどちらかを満たす
・1項目以上の下記SpA特徴
○ぶどう膜炎
○乾癬
○Crohn病/大腸炎
○先行する感染症
○HLA-B27
○画像上の仙腸関節炎
・下記の2項目以上のSpA特徴
○関節炎
○付着部炎
○指趾炎
○炎症性背部痛(既往)
○SpAの家族歴あり
いや、、、、
ASASまじ何なんww
こんなスッキリしない疾患ないですよね。。。。

 

そりゃ学生時代の記憶は

バンブースパイン、HLA-B27はAS!!

しかないわw

 

HLA-B27に関してですが、

人種間で差があるそうで!!

 

北米では陽性率が約7%であるのに対し、日本では約0.4%程度!!

また陽性者の脊椎関節炎発症率は人種による差がないらしく、

陽性者の約5〜6%で発症します。

 

そのため北米に比べて、日本では有病率が低いみたいです、が!

近年は日本でも増加傾向とのことです。

 

 

これを判断した上で、

このSpAが何に当たるかを判断するという流れ、、、

 

 

各論には今回至りません。笑

 

 

代表的なASなんかは今後取り上げてみたいと思いますが、、、

 

リウマチ科なんだよなぁ、コレw

 

大阪大学の免疫疾患解説で詳しくASについて記載されてました。

参考にしてください。

 

★とりあえず整形外科が気にするポイント

*axSpA、体軸性関節炎の症状は

・炎症性背部痛⇨安静では不変だが、運動すると改善する3ヶ月以上続く腰痛

・二前額面および矢状面状の腰椎運動制限

・胸郭運動制限

*治療に関して

・体軸性、末梢性ともまずはNSAIDs(axSpAに対する骨化抑制効果もあると)、複数や最大容量を

・あとは理学療法や疾病教育も大事

・難治性ではTNF阻害剤やDMARDs、ステロイドとなるが、この辺は専門紹介も考慮

 

 

こんなとこですかね。。。

あとは関連疾患として

珍しいはずなのですが、なぜか何回も診たことあるので、

SAPHO症候群などは今後扱っていきたいと思います。




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