鎖骨遠位端骨折!!最近は保存も多い?!【整形外科】

今回は鎖骨遠位端骨折について

 

今回は鎖骨遠位端骨折。

 

 

最近の症例で調べたところ、面白い文献といいますか治療成績報告を発見したので。

 

 

元々、鎖骨骨折は活動性の高い若年者に多い骨折です。

多発外傷であったり、スポーツでの激しいコンタクトでの受傷が多いです。

 

また鎖骨骨折はクランク状の形態のため、

中1/3と外1/3の接合部の多発します。

外1/3は単純なlow energy injuryで起きることが多く年齢層も高めと言われてます。

この部位がいわゆる遠位端骨折ですね。

 

 

その箇所をぶつけて骨が折れる(直達外力)と思われがちですが、

実際は肩に加わる外力で、鎖骨への圧迫力がかかり受傷するケース(介達外力)のが多いです。

 

 

割合としては

外1/3:10〜15%

中1/3:70〜80%

内1/3:5%前後

 

ぐらいと言われてます。

遠位端骨折がもう少し多い印象でしたが、、

 

鎖骨骨折は保存加療の成績が良い骨折ではありますが、

遠位端骨折は転位がある場合はほぼ手術!!

なんて習ってきたのですが、

報告を見ると、一概にそこまでは言い切れるもんでもないみたいです。

 

 

ではどのような症例が手術が良いのか、

保存ならどうすべきかなども調べてみました。

手術適応はやはりNeer分類??

 

 

手術適応に関してですが、

 

絶対的適応症例と、

術者の技量に依存する相対的適応があります。

 

絶対的適応としては

・開放骨折

・血管損傷合併例

・肩甲骨頸部骨折の合併(SSSC破綻例)

 

これらは内固定マストです。

これに該当するのは多発外傷などの症例が多そうです。

 

鎖骨遠位端骨折の転位例は絶対的適応ではないんですね。。。

 

転位のある鎖骨遠位端骨折の保存加療は

偽関節・遺残変形がほぼ必発であるのですが、

鎖骨の偽関節は機能障害の直結しないという報告もあります。

 

つまり軽度の転位、遺残変形をいとわない程度の転位は保存加療が可能!

ということですね。

Neer分類type1、転位軽度なら保存加療でもいいと思います。

保存はどーしてます???

 

保存の時は皆さんどうしてます??

 

 

まあ、三角巾なのかクラビクルバンドなのかってとこなんですが。

 

結論言うと、

どっちでも良いと思います。笑

 

治療成績に著明な差はないです。

自分は三角巾派ですが。

 

色々な資料見てもコンセンサス得られる感じでは無いですが、

利き手側ならクラビクルバンド

利き手側じゃないなら三角巾

というのが良いなぁと感じました。

 

 

とは言っても、保存加療の場合でも手術の可能性はしっかり伝えるほうが良いとは思います。

参考になれば幸いです。




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