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引き続きケトジェニックをまとめていきます
どーも。
約10日間のケトジェニックは終了しました。早
そして、
約3kg強の減量という結果です。
これを見た方。
”ケトジェニックで3kgとか誤差やん”
”グリコーゲン分だろ”
とか思いましたね。
五月蝿いですww
見た目が変わって、体重も一応落ちたので良いんです😌
これぐらいのモチベでやる方が精神的に良いです。笑
けどホントに思いますけど、
ダイエットすると食事のありがたみも分かりますよね。
好きなものが食べられるありがたみはヤバいです。
リバウンドするのもよく分かりますww
少しずつ糖質upしていきたいと思います。
というわけで、
今回はケトジェニックダイエットにおいて役立つサプリをご紹介。
何のサプリが良い?
そもそも、
医者の立場でサプリを紹介もどーなんだってのは置いといてw
ボディメイクするにあたってはサプリは必須ではないかと思ってます。
全部食事でやるのは非常に効率が悪いです。
プロテインなんかまさにそうですよね。
今でこそ当たり前になりすぎて、
”プロテインはプロテイン”
という確固たる地位を築いてますが、
プロテインもサプリです。
例えば普段の生活でタンパク質を体重×2g摂取したい!
と考えると、
プロテインとかで補わないと摂取するのは大変だと思います。
ではケトジェニックダイエットではどういったサプリがいいのか?
EAA
まずはこいつですね。
普段から愛用していますが、
ケトジェニックダイエットでも大活躍。
これはなぜ役に立つかというと、
糖新生を抑えることに繋がります。
糖新生とはなにか。
新糖生とは、糖からグルコースに合成するのではなく、アミノ酸などからグルコースを合成する体内の反応経路のことです。
タンパク質は20種類のアミノ酸から構成されています。
つまりタンパク質からグルコースを作る。
プロテインや筋肉が糖質となりエネルギーとなるため、
ケトーシスにならないということです。
これは注意が必要ですよね。
ケトジェニックダイエットしてるけど、
筋肉は落としたくない!!だからプロテイン摂取!!
というパターン。
逆効果です。
これを防ぐには摂取するアミノ酸に注意が必要です。
具体的に摂取したいのはロイシンとリジン。
糖質に変化する糖原性アミノ酸ではなく、
ケト原性アミノ酸を摂取するのが望ましいです。
ケト原生のアミノ酸はBCAAやリジンなどになりますが、
これを摂取出来るのがEAAとなります。
アミノ酸濃度を保ちつつ、
ケトーシスになるのにはもってこいです。
値段が高いのが辛いとこですが、
これは必須だと思います。
クレアチン
今回、
ケトジェニックダイエットに新たに導入したのが
”クレアチン”
です。
最近バルクアップ目的もあったりで購入したのですが、
これがケトジェニックダイエットにも相性が良いのです。
減量中は特に糖質が不足することも多く、特にケトジェニック中の場合は、グリコーゲンをエネルギー源にする解糖系のパフォーマンスが落ちやすいです。
そこで鍵になるのが、ホスファゲン機構の活用です。この機構の欠点は、エネルギー源となるATPとクレアチンの体内貯蔵量が限られていることなのですが、外部からクレアチンを供給することで、パフォーマンスアップに繋がります。
尊敬しているNISSYさんのブログから!!
この人マジで凄いです。
完璧な体型、イケメン、料理男子。
どれか分けてくれ。笑
てかこの人のブログにケトジェニックダイエットが凄いよく書かれてます。
クレアチンはEAAよりは比較的安価で購入できます。
クレアチン効果はバックアップでも減量でも非常に良いのですが、
やはり腎機能が落ちている方にはオススメできません。
慢性腎臓病の患者数は1000万人以上と言われてます。
著しい腎機能障害は非常に厄介で、
治療も大変だったり薬も制限されるしで、
非常に辛い疾患です。
トレーニングをされる方で大食漢の方。
腎臓もそうですし、尿酸も高いケースも多いです。
高尿酸血症は腎機能悪化のリスクでもあります。
以前もとりあげましたが、
高尿酸血症は慢性腎臓病のリスクで、
尿酸を下げる薬を内服してもその進行抑制とはなりません。
腎臓は大切にしてあげてください。
βヒドロキシ酪酸(BHB)
これは何か
というと、まさにケトン体そのもの。
他にもケトン体は、
アセト酢酸、アセトン
などありますが、
その中でもBHBはケトーシスにおいてエネルギー源となります。
MCTオイルはケトジェニックダイエットには欠かせません。
MCTオイルは即効性のエネルギーになり、
かつケトン体を生成。
理想的で脂質摂取にも繋がり非常に有用なのは間違いありません。
しかしトレーニングなどで併用、
特にプレワークドリンクでMCTオイルを大量摂取!
は辛いんです。
MCTオイルの急速大量補給は下痢必発ですww
そんな時に使えます!
BHB!!!
ケトーシス誘発の参考になる点も非常に有用です。
また、BHBは医学的にもなかなか良い点が報告されています。
それは様々な臓器保護作用があるという報告です。
ケトン体とは、β-ヒドロキシ酪酸、アセト酢酸、アセトンの総称で、絶食、低炭水化物食の摂取、激しい運動時など、体内のブドウ糖が枯渇する状態となった時にブドウ糖に代わるエネルギー源として肝臓で産生されます。ケトン体は酸なので、血中に多く含まれると血液や体液が酸性になります。このようにケトン体が増えて血液や体液が酸性になった状態をケトアシドーシスといいます(アシドーシスとは酸血症のこと)。糖尿病においては、ケトアシドーシスは主にインスリンの不足している1型糖尿病患者さんに起こります。インスリンが不足した状態では脂肪の代謝が亢進(こうしん)し、血中にケトン体が蓄積してアシドーシスを来し、ひどくなると意識障害を引き起こすため、治療しなければ死に至ります。生体の内部環境はpH7.4付近が最適な状態で、これよりも酸性でもアルカリ性でも細胞や組織の働きが低下するからです。このように、ケトン体はケトアシドーシスを引き起こす体に悪い物質と思われがちです。しかし実際は、インスリンの働きが正常で、ブドウ糖の利用が適切である限り、ある一定濃度のケトン体は極めて安全なエネルギー源となります。
近年、このケトン体のうちβ-ヒドロキシ酪酸にはエネルギー源としての作用以外に酸化反応や炎症反応を抑制する作用があることが明らかになり、心臓や脳など様々な臓器に対して保護作用があることが報告されております。しかし、ケトン体、特にβ-ヒドロキシ酪酸の腎臓に対する効果は十分に明らかにされてきませんでした。今回我々研究グループは、虚血再灌流(きょけつさいかんりゅう)による腎障害を来すマウスモデルを用いて、β-ヒドロキシ酪酸の腎臓に対する作用について検討しました。
要はBHBを摂取すると、
細胞死の内の
”パイロトーシス”
を抑制することにより、
パイロトーシスの際に発生する炎症を抑えて腎臓保護されますということ。
プログラムされた細胞死としては
”アポトーシス”
が有名ですが(APTX4869のやつ)
それとは別の細胞死です。
非常に面白いですよね。
ケトン体と聞くと、
ケトアシドーシスとか連想してあんまいいイメージないけど。
実はこういった研究もされてます。
ケトジェニックもそうですが、
今後何かの治療薬として具体的に使用されるかもしれません。
少しでも参考になれば
今回は以上です。
ケトジェニックだけでなくても、
サプリは適切な使用であれば役立つと考えてます。
ただ、
副作用の可能性や人によっては種類の制限などが必要になることもあります。
また、
サプリ取っていれば普段の食事は気にしなくていい!
という訳でもないのでw
参考になれば幸いです。